日本を訪れる中国人が近年、大幅に増えている。買い物が目的の中国人にとって、日本は免税対象品目が広く、さらに円安のおかげで割安感もあるため、人気の渡航先となっているのだ。

 爆買いという言葉が注目を集めたとおり、中国人訪日客の主な目的が買い物だったとしても、日本滞在中には様々な点で中国との違いを実感することだろう。では、中国人から見た日本とは、いったいどのような国なのだろうか。

 中国メディアの海外網はこのほど、日本の文化は中国に源を発しつつ、西洋の影響も受けて発展してきたことを指摘し、中国人から見ても、欧米人から見ても非常に不思議な点が多々あると主張。多くの日本人が本当の中国を知らないように、多くの中国人も本当の日本を知らないとし、中国人から見た日本の不思議な点や美点を紹介している。

 まず記事が取り上げたのは、日本ではいたるところに水道があり、直接水を飲むことができるという点だ。中国では一般的に水道水は硬水であるため、直接飲むとお腹を壊してしまう。そのため、水道水を飲みたいならば一度煮沸することが必要だ。煮沸などの手間もなく、のどが渇いたら水道水を飲めるというのは中国人からすれば驚くことだろう。

 また、日本では海賊品や偽物を買い求めるのが困難であると紹介、特に実店舗で海賊品を購入するのは「不可能に近い」と紹介している。旅行客の立場からすれば、安心して買い物を楽しむことができるだろう。こうした安心感があるからこそ、爆買いも生まれるのかもしれない。

 日本では海賊品や偽物を販売することは「商標法」や「不正競争防止法」に抵触し、国外からの持ち込みなどについても厳しい取り締まりが行われているが、中国ではまだまだ海賊品や違法コピーの偽物が普通に販売されている。北京や上海などでも、繁華街に行けばiPhoneなどの偽物を売っている業者を簡単に見つけることができるほどだ。中国人が「日本には海賊品がない」と驚くのも無理はない。そのほかにも記事は、日本の治安の良さ、人びとが信号を守ること、街が清潔で野良猫までもが清潔なこと、などを挙げているが、逆に言えばこうした点は中国では見られないことだといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)