2008年に起きた世界金融危機を乗り切ることができたのは、中国が総額4兆元(約76兆円)の景気刺激策を打ち出したことが大きい。だが現在、中国はその後遺症に頭を悩ませている。景気刺激策などをきっかけに中国では設備投資が過剰となり、さまざまな産業で「生産能力の過剰」という問題が深刻化しているためだ。

 特に中国鉄鋼業界における生産能力の過剰は深刻だ。不動産市場の低迷によって需要も減少している・・・・

続きを読む