北京市環境保護局は7日午後5時58分(日本時間同日午後6時58分)、同市における大気汚染警報を同日午後6時半付でそれまでの「オレンジ」から最高度である「レッド」に切り替えると発表した。北京市で「レッド警報」が出たのは初めてという。

 北京市環境保護監測中心(環境保護監視観測センター)は「レッド警報」発令時の「応急措置の提案」として改めて「幼稚園から高校までの授業停止」、「企業など職場では大気汚染の状況に応じて勤務を弾力的に対応させる」などとした。屋外での「大型活動」も原則として取りやめる。

 また、「児童、高齢者、呼吸器・心臓・脳血管の疾患がある人は室内にとどまり、屋外活動を避けること」、「一般の人も出来る限り屋外でも行動を避け、屋外で活動する場合にはマスクなどの防護措置をとること」、さらに「医療衛生機関は呼吸器の疾病に対する医療活動を確保し、緊急事態にも対応できるようにすること」などと注意を促した。

 写真は北京市中心部の景山から南側に見下ろした故宮博物院。通常ならば、故宮博物院の南端にあり最も高い建造物である天安門まで多数の建物が一直線に見えるが、撮影した7日には遠方の建物はかすんで、ほとんど見えなかった。観光客の姿はあったが、マスクを着用していた。

  「レッド警報」は10日正午まで継続する見込みという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)