日本での韓流ブームは一時の爆発的な勢いがなくなりつつあるように見えるが、日本以外では韓流ブーム真っ只中という国も少なくない。中国でも韓流コンテンツが高い人気を得ており、そうしたブームの背後では多くの韓流ファンが韓国を訪れたり、韓国企業の製品を購入したりしている。

 韓国政府が海外に韓国の情報を発信するポータルサイトであるKOREA.NETの中国語版はこのほど、プサンを訪れていた外国人旅行客に対して取材を行い、「韓国の何が好き」で韓国を訪れたのかを尋ねたと紹介した。

 記事は、トルコから韓国を訪れていた女性や、ブルガリアからの女性、さらにはインドネシアからの女性などの声を紹介。いずれも若い女性たちだが、韓国という国に初めて触れたきっかけは一様に「韓国ドラマだった」と回答している。ドラマをきっかけに韓国を知り、韓国に対して興味を抱き、そして韓国を訪れるまでになったことを紹介している。

 さらに、自国で生活している時においても、ひんぱんに韓国レストランを訪れるなど、取材に応じた女性たちはすっかり韓国ファンとなっていることが見て取れた。さらに、韓流アイドルの大ファンだという女性たちもおり、ドラマだけでなく、アイドルというコンテンツを通じても韓国は自国のファンを着実に増やしていることが分かる。

 韓国コンテンツ振興院(KOCCA)という国家機関が韓流コンテンツをサポートしており、韓国にとって韓流コンテンツの輸出は言わば国策の1つでもある。韓流を通じて韓国という国のブランド力を上げ、各国に韓国ファンを増やすという取り組みは一定の成功を収めていると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Jade Huang/123RF.COM)