フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯で、浅田真央選手がショートプログラム(SP)で71.73点、フリーで125.75点をマーク、合計197.48点でGPシリーズ復帰戦で見事に優勝した。7日のフリーは3位だったものの、6日に行われたショートプログラムとの合計点で勝ち取った。美しさと強さと果敢に攻める姿は、浅田ファンだけではなく多くのフィギュアスケートファンを魅了する演技だった。大会が行われた中国では、浅田選手の復帰を歓迎する声があがっている。

 中国メディアの華奥星空は、中国の女子フィギュアスケート選手である李子君が「浅田真央の復帰はプレッシャーとなるのではないか」と質問されたところ、「フィギュアスケート選手の後輩として、浅田選手には敬意でいっぱい」と述べたことを紹介。

 李子君はソチ冬季五輪フィギュアスケート女子に中国代表として出場した際、日本のネット上で「かわいい」などと人気が高まった選手で、浅田選手に「憧れ」を持っているのだという。ソチ五輪の際に、李子君は「憧れの浅田選手から最後までやり遂げる精神を学んだ」などと語っている。

 さらに、フィギュアスケート選手としてはベテランの域に入った浅田選手に対し、李子君が「選手としてリンクに立ち、今なお最高難度の演技を見せることができる浅田選手に心からの敬意を示す」と述べたことを伝えた。

 浅田選手は日本同様、中国でも高い知名度と人気を持つ。中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)で浅田選手の復帰戦優勝についての反応を見てみると、「本当に美しい演技で、息をするのも忘れて見入ってしまい、窒息しそうだった!ついに女神がリンクに戻ってきた!」と、浅田選手の復帰を歓迎するコメントが見られた。

 また、演技にミスが見られたことを嘆きつつも、それでも「ミスが気にならないほど演技が上手だ。真央の演技力はやっぱり抜群だ」といった声もあり、浅田選手の復帰によってフィギュアスケートがさらにおもしろく、魅力的なスポーツになったという意見が大半だった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)