中国メディアの愛話網は23日、中国では「日本の電機メーカーは没落した」、「日本の電機産業は厳冬の時代を迎えた」といった論調が多く見られ、多くの中国人がこうした論調によって「洗脳されている」とする一方、中国でも人気のスマートフォン「iPhone」には多くの日本メーカーの部品が搭載されていると論じた。

 記事は、「日本の電機メーカーは没落した」といった中国で見られる論調に対し、「中国人の自尊心を満たす以外には何ら意味のない主張」であると指摘。

 サムスンなど一部の財閥が経済を支える韓国と異なり、日本はソニーやパナソニックといった大企業だけでなく、真の実力を持ちながらも無名の中小企業が数多く存在し、日本のハイテク産業を支えていると論じた。

 さらに、村田製作所やTDKなどの日本メーカーの部品が中国でも人気のスマートフォン「iPhone」に搭載されていることを指摘。最終製品として消費者の目に触れる機会が少ないため、中国で知られる機会も少ないとしながらも、iPhoneをはじめとするハイエンドスマートフォンには数多くの日本製品が搭載されていることを指摘した。

 また記事は、アップルなどのメーカーは「日本メーカーが開発した新しい技術や製品を組み合わせることで、2次イノベーションともいうべき製品開発を行っている」と伝え、まさに部品メーカーと最終製品のメーカーの両者にメリットのある協業を行っていると指摘。また、日本メーカーの製品は技術力が高いため簡単に模倣できるものではないとし、部品は日本企業がその技術力を発揮できる分野でもあると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)