中国メディアの太行軍事網は17日、韓国の俳優ペ・ヨンジュン氏が主演した「冬のソナタ」がかつて日本の主婦層を中心に人気を獲得したことを伝える一方、現在の日韓関係はすっかり冷え込んでいると論じた。

 記事は、「冬のソナタ」が人気となった後、日本には続々と韓国の芸能人が進出したと伝え、一部の韓流スターが年末のNHK紅白歌合戦に出場するなど存在感を示していたとする一方、「2012年8月11日に当時の韓国大統領だった李明博(イ・ミョンバク)氏が竹島(韓国名:独島)に上陸してから、日韓の蜜月関係は終わりを告げた」と指摘した。

 続けて、韓国人の熱い性格が日本を悩ませ、韓国に対する日本の世論は李明博氏の竹島上陸を機に「向かい風になった」と論じた。さらに、韓国と日本は本来、アジアにおける米国の同盟国同士であり、「同じ価値観を共有」すべき国同士であるはずとする一方、「近年の日本と韓国は第2次世界大戦中の慰安婦や強制労働といった問題をめぐって対立している」と伝えた。

 一方で、中国は韓国を理解することができるとし、なぜなら「中国と韓国はともに日本の軍国主義の被害国だからだ」と主張。日本が今なお歴史問題で中国を傷つけていると主張し、中国と韓国は歴史問題における痛みと怒りを共有できる立場にあると論じた。

 さらに記事は、中国と韓国はともに日本に対して「歴史問題を適切に処理するよう望んでいる」とし、また中韓は経済面でも往来を強化しようとしているとしつつも、「日本は中国と韓国が連携することを気に食わない様子だ」と主張。

 また、朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国を訪問した際には日本のメディアが「朝鮮王朝が中華帝国に貢物を献上するために訪問したように見える」などと報じたと伝え、日本と韓国の関係は「冬のソナタ」が日本で人気だったころとは大きく様変わりし、現在の日韓関係はすっかり冷え込んでいるとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(写真は太行軍事網の17日付報道の画面キャプチャ)