中国メディアの中国投資咨詢網は7日、中国はなぜ日本車を超える自動車を作れないのかと疑問を投げかけたうえで、尖閣諸島をめぐって日本と戦争するよりも「中国は真剣に自動車づくりに取り組むべきではないか」と論じた。

 記事は、中国で3日に行われた抗日戦争勝利70年式典において、中国人カメラマンが手にしていたカメラは一様に日本メーカーのカメラだったことを指摘、抗日戦争の勝利を祝う式典を「日本製品で撮影する」という皮肉について悔しさをにじませつつ、「中国と日本の差がもっとも大きい製品はカメラよりも自動車だ」と主張した。

 さらに、中国では路上を走る車の約3分の1が日系車だと指摘し、一部では日本車がさらに高い比率で走っている国もあると論じた。また、「なぜ中国は日本車を超える自動車を作り出せないのか」と疑問を投げかけ、尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる対立で日中が緊迫しているなか、中国は本来、日本と戦争をする必要はないと主張。

 また、日本の主力産業は自動車と電子機器であると主張し、「特に日本の自動車は世界一」ではあるものの、中国が仮に日本車を超える自動車を生み出すことができ、世界の市場で日本車の地位を奪うことができれば「日本は世界から没落してしまうに違いない」と論じた。

 さらに記事は、自動車は工業や情報化技術の結晶であるとし、「日本車を超える自動車を作れるようになれば、中国の工業および情報化技術は世界有数であることを意味する」と指摘。また、中国は核兵器や弾道ミサイル、人工衛星だって作ることができるとしたうえで、「そんな中国が品質の高い自動車が作れないわけがない」と主張し、尖閣諸島をめぐって日本と戦争するよりも、真剣に自動車づくりに取り組むべきではないかと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)whaihs/123RF.COM)