複数の韓国メディアは18日、旧日本軍が1940年代、中国に開いた慰安所を「日本軍専用朝鮮人料理店」と呼び、当時、強制徴用されたとする韓国人女性2000人余のうちの「数10人を連れて行った」という記録が公開されたとする、中国メディアの報道を引用して伝えた。

 記事によれば、中国新聞網が17日、黒竜江省档案館(歴史記録保管所)が最近、日本の傀儡国家であった満州国の「慰安婦」の文書を公開したとし、「1941年10月、日本軍が中国の牧丹江綏陽寒蔥河地域に軍慰安所を開きながら韓国の女性数10人を連れてきて慰安婦の役割を余儀なくされた」と書かれていたほか、1941年10月20日、綏陽県国境警備隊隊長であった高橋氏が同じ部隊の綏芬河隊長に送ったとされる文書には「韓国人女性2000人余を強制徴用した内の数十人だ」と書かれていたと伝えた。

 さらに、公開された文書には、料理店として開かれた慰安所の設立過程と日付、階級別の相手と許可された娯楽時間まで書かれていたと伝えたほか、日本軍が徴用した韓国人女性に「寒蔥河地域に日本軍専用料理店を開く」と偽って韓国人女性を連れて行き、慰安婦の役割を強制的にさせたと暴露していると伝えた。

 また、黒龍江省党保安局は「今回公開した慰安婦の書類などは、日本が傀儡国家であった満州国に渡した文書の中から発見された」とし「世界の戦争史で唯一の性奴隷制度は、女性の人権を侵害するとともに肉体的・精神的な略奪を欲しいままにしたという点で、最も残酷で不謹慎な戦争犯罪だ」と指摘したと報じた。

 加えて同保安局は、戦後70年を迎え、過去の痛みを通し世界の平和と人類の良心の発展のため、日本の戦争犯罪の証拠をさらに探し、公開していく方針だと伝えた。

 この報道に対し、韓国のネットユーザー達は「こんなにも証拠があるのに(泣)。謝ることがそんなにも難しいのか?」「日本め。この悪い奴ら・・・私は殺人事件を見てもまだ大丈夫だけど、性犯罪を見たら血が逆流する」「力がなければ、こんなことはいつでもまた起きる」「私達は日本の謝罪を受けるまで忘れない」「中国はこんなものを持っていながら、今まで出さなかったことを見ると・・・」などのコメントが寄せられた。(編集担当:木村友乃)(写真は韓国メディア「NEWSIS」の18日付報道の画面キャプチャ。中国メディア「新華網」の画像を掲載)

 中国では中国新聞網以外に、新華網なども上記話題を報道した。ただし、731部隊の“活動の証拠”が改めて見つかったとの主張に重点が置かれている。韓国メディアが用いた、新華社が報じたとみられる当時の文書の写真は以下のように読み取れる(文字使いは現代表記に変更。「?」は文意が不明な部分)。ただし、発表された膨大な文書の中のひとつにすぎない。

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(不明)により住民の無料施療(不明)施し、毎日多数の患者を施療し、一般住民に対する信頼の度深めつつありて、民心安定に貢献する所、大なるものあり。

二 軍のための慰安施設状況

慰安施設は各軍駐屯地ともおおむね一通りの配給を完了したる趣きにして、本旬管内(?)において新たに設けしものは(以下、文字なし)
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