中国メディア・環球時報は7月31日、韓国の国防研究分野において深刻な問題を抱えており、国防研究者数が世界最低レベルであるとする韓国メディア・中央日報の30日付報道を伝えた。

 記事は、水中で目標を捕えることができない魚雷「レッドシャーク」、延坪島の砲撃戦で発射することができなかった「K-9」自走榴弾砲、エンジンと変速機が調査せず始動できない「K-2」戦車、水面に浮かばずに沈んでしまった「K-21」歩兵戦闘車、射撃時に突然爆発する「K-11」複合型小銃など、韓国軍において不具合が出た武器の例を紹介。

 そのうえで、これらの武器は「かつて韓国国防科学研究所が『選り抜きの国産武器』と宣伝していた」にもかかわらず、ひとたび実践や訓練になると「たちまちゴミに変わった」とした。また、今月6日には「国産国防装備の孵化器」と称される同研究所が設立45周年を迎えるものの、その「黒歴史」は韓国軍にとっては忘れがたい物であり、所長までもが「品質の欠陥により、野戦部隊の国産兵器にしばしば問題が発生し、国民に対し大きな不安感を与えた」と認める始末であると伝えた。

 さらに、一部の国産武器は開発成功から20年が経過しているにもかかわらず、1度も改良が行われていないことを紹介。「米国の『M1』シリーズ戦車はすでに6回世代交代しているのに、韓国の武器は開発時のまま。これでは早晩世界の武器市場から追いやられてしまう」とした。

 記事はこのほか、人口1万人に対する韓国の国防研究者の割合がわずか0.5人と、北朝鮮の6.1人、米国の4人、中国の3.7人に比べてはるかに低い「世界最低レベル」であるとし、国防関係者からは「最近の同研究所の状況を考えると、韓国軍は再び辱めを受けることになるかもしれない」との声が出ているとも伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)