山東省青島市の地元紙、青島早報によると同市内の車検場で7月30日、小型ワゴン車が爆発・炎上した。警察は、猛暑の影響があり、燃料漏れもあったとの見解を示した。

 隣には自動車の販売修理店がある。同店で働いていた女性によると、7月30日午前10時半ごろ、いきなり「ドーン」という音が伝わって来た。車検場からだ。女性は様子を知ろうと店を飛び出した。

 大混乱だった。車検場敷地内に停めてある白い小型ワゴンが煙を吹き出していた。その場にいた多くの自動車の持ち主や車検場職員が、ワゴン車を背に走って逃げだしていた。一方では、消火器を持ってもえ始めたワゴン車に向う人もいた。火は急速に激しくなった。消し止められなかった。

 しばらくして消防が到着し、鎮火に成功した。ワゴン車はすでに全焼していた。

 ワゴン車の持ち主によると、車検を受けるために乗りつけたが、やってくる人が多くて順番待ちをしていた。陽光が激しく照りつける中で、2時間ほど待っていたという。ワゴン車は「前から、タンクのところから燃料が漏れたりしたんですよね」という。

 そのうち、燃料タンク付近から火が出たという。詳しくは伝えられていないが、ただちに脱出したと考えられる。その後、燃料タンクが爆発した可能性が高い。

 大きく燃えあがったことについては、「車には布団とか、燃えやすい物を積んでいましたしね」と説明した。

 現場を検証した警察も「高温にさらされ、燃料漏れなどの状況もあって、自然に燃えだした」との見方をした。さらに詳しく、経緯を調べるという。

 中国では、気温が高くなるとさまざまな爆発が増加する傾向がある。道路の舗装が爆発して飛び散ったこともある。道路関連ではそれ以外にも、アスファルトが溶けて自動車のタイヤに絡みつき、「ゴキブリ捕り器」状態になって自動車が動けなくなったこともある。

 同爆発で死傷者は出なかった。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)