中国メディアの捜狐は27日、韓国を出張で訪れたという中国人の話として、「韓国では日本車をほとんど見かけなかった」と伝え、韓国人が日本車を買わない理由について考察したことを紹介した。中国では複数のメディアが転載し報じた。

 記事は、韓国を出張で訪問した中国人がタクシーに乗るたびにドライバーに対して「日本車を購入しない理由」について尋ねたところ、驚くべきことに「韓国車が優れているのに、日本車を購入する必要などない」という一致した答えが返ってきたと紹介。また、一部では「正常な韓国人は日本車など購入しない」といった過激な答えもあったと報じた。

 続けて、韓国人が日本車を購入しない理由の1つとして「歴史的な問題もある」と主張し、朝鮮半島がかつて日本の植民地になったことが一因と主張。韓国は国土が小さく、人口も少ないうえに、「歴史的にはずっと属国もしくは植民地状態にあった国であるためか、韓国人の民族意識は非常に強い」と論じた。

 さらに記事は、韓国を訪れた人ならば「韓国の街中で見かける自動車はほとんどが韓国車であることを知っているはず」と伝え、さらにその大半が現代自動車もしくは起亜自動車だと紹介。韓国での輸入車のシェアは10%前後だと伝え、日本車だけでなく、ドイツ車や米国車もあまり見かけないのが現実であると伝えた。

 続けて、韓国の自動車市場が韓国メーカーの独壇場である理由は、韓国政府が国内産業の保護を行い、自動車の輸入を1987年まで禁止していたことも大きな要因の1つと指摘。輸入車には今なお高い関税がかけられているとし、韓国人が日本車を購入しないのは、韓国には良い自動車を生産できるメーカーがあるという点のほか、「歴史的要因」や「政策」といった理由が関係していると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)