中国メディアの広東新聞社は12日、国際コミュニケーション英語能力テスト(TOEIC)グローバルエグゼクティブディレクターである余峰氏がこのほど、アジア各国の国民の英語水準をレベル分けすると、「韓国人は最高レベルで、日本人は最低レベル、中国人は日韓のちょうど真ん中あたり」と述べたことを紹介した。

 記事は、「英語を母国語としない人が日常のなかで英語でコミュニケーションを行ううえでの英語能力を測定するテスト」であるTOEICについて、米国の教育試験サービス(ETS)が実施しているものであり、ETSはTOEFLも主催していると紹介。

 さらに、TOEICは世界150カ国以上で実施され、毎年700万人あまりが受験していると紹介したほか、世界の大企業のうち約70%が英語能力を測るうえでTOEICを採用していると報じた。続けて、中国では2002年、中国政府の人力資源社会保障部によって導入されたと伝え、近年では30以上の都市で実施され、年間10万人が受験していると紹介した。

 また記事は、TOEICの結果から判断した場合、韓国人全体の英語能力は台湾や日本、中国を上回り、アジアでは韓国人の英語能力がもっとも高い水準であったと伝えたうえで、「中国人の想像とは違っていた」と紹介。一方で、日本人全体の英語能力はアジアでは最低に近い水準だったと報じた。

 続けて、余峰氏の分析を引用し、韓国政府および韓国企業は英語能力を重視しているうえ、韓国の大企業はグローバル化が進んでいるため「国民全体が積極的に英語を学んでいる」と指摘。一方で、中国人の学生はTOEFLなどでは良好な成績を収めているとしながらも、「TOEICの受験者が増えるにつれ、全体としての試験結果は低下傾向にある」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)