8日にカナダ・バンクーバーで行われたサッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の日本女子代表(なでしこジャパン)とスイス代表との戦いで、日本のサポーターが「旭日旗」をスタジアムに持ち込んでいたと、複数の韓国メディアが報じた。

 報道によると、旭日旗を見つけたのはカナダ在住の韓国人A氏。親戚と試合を観戦するためにスタジアムを訪れたところ、日本のサポーターが旭日旗を振りながら応援していたという。

 旭日旗を目の当たりにしたA氏は激怒し、すぐさま試合の運営スタッフに「旭日旗は帝国主義の日本が使っていた戦犯旗」と抗議した。報道によれば、この抗議を受けてFIFAの関係者が、旭日旗を没収したとのこと。

 A氏は「日本チームの試合でいつも目にしていた戦犯旗がスタジアムから消えてとても嬉しかった。試合は日本が勝利したから悔しかったけど」と残念そうに話したという。

 韓国メディアは記事で、FIFAの規定には政治的活動が禁止されていることを説明した上で、「旭日旗やそれをイメージしたユニフォーム、応援道具がスタジアムに持ち込まれるケースは頻発している。ハーケンクロイツと同じで帝国主義と侵略の象徴物であるにも関わらず、FIFAの対処は寛大だ」とFIFAの対応を批判した。

 また、韓国サッカーファンは、旭日旗について抗議しなかったカナダのサッカーファンにも苛立ちを示している。カナダは太平洋戦争で日本と戦ったのに、なぜ怒らないのか、ということのようだ。

 報道によると、韓国のSNSには「カナダの参戦した勇士たちに恥ずかしくないのか」、「欧米人は旭日旗を拒否するどころか好むこともある」、「韓国もスポーツ外交力をつけなければ」などの意見が書き込まれているという。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:123RF)