中国メディアのFX168財経網は29日、円相場がこのほど12年半ぶりの円安ドル高水準になったことについて、日本政府関係者から急激な円安を警戒する声があがっていると伝えつつ、「韓国からも不満の声があがっている」と報じた。

 記事は、日本が金融緩和を行っていることに加え、米国が2015年内にゼロ金利を解除し、利上げに動く見込みであることを伝え、ドル円相場が一時1ドル=124.46円まで円安が加速したと紹介。

 さらに、日本円が急激に下落していることは「日本の隣国である韓国の不満を招いている」とし、韓国貿易協会がこのほど「日本は円の為替水準を安定させるべき」と主張したことを紹介。また、韓国政府の関係者が5月29日に「円の下落速度が速すぎる」とし、今後も円安が継続するようであれば、韓国政府としては対処する準備があるとの見方を示したと伝えた。

 続けて記事は、2015年1-4月における韓国の輸出が減少傾向にある一方で、日本の輸出は増加していると伝え、円とウォンの対ドルベースの下落幅にも差があることを指摘したうえで「韓国当局が神経質になるのも無理はない」と論じた。

 さらに、円安だけでなく、韓国にとって最大の貿易相手国である中国では需要が減退し始めていることを紹介し、急激な円安に対して「韓国から不満の声があがっている」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Stephen Finn/123RF.COM)