中国メディアの参考消息は米国の軍事情報サイト「StrategyPage」がこのほど「韓国の潜水艦隊は中国の潜在的リスクになる可能性がある」と報じたことを紹介し、韓国の潜水艦隊について論じる記事を掲載した。

 記事は、韓国で2015年2月に潜水艦隊の司令部が立ち上げられたことを伝え、潜水艦隊の規模が拡大を続けていると紹介。韓国軍には現在、9隻の「209型」潜水艦ならびに4隻の「214型」潜水艦が配備されているとしたうえで、今後5隻の「214型」潜水艦が配備される見通しだと伝え、「潜水艦隊司令部の主な目的は北朝鮮さらに中国への対潜哨戒能力を高めること」にあると報じた。

 さらに、北朝鮮は現在、70隻の潜水艦を保有しているが、その70%以上が小型潜水艦で、1800トン級の潜水艦は20隻にとどまるうえに老朽化が深刻で、騒音が大きいため発見されやすいと論じた。

 続けて記事は、韓国は近年、潜水艦隊を強化していると伝え、5隻目の「KSS-2型」潜水艦(「214型」潜水艦)」が15年末にも就役する見通しだと紹介。5隻のうち3隻は現代重工業が生産したと紹介する一方、「この3隻には品質的な問題があり、騒音が大きいという欠陥がある」と指摘。

 さらに、潜水艦の建造は簡単なことではないとしつつも、「韓国が潜水艦建造に自国でとりかかったのは2000年以降だった」と紹介しドイツの技術を採用し、部品の多くを韓国国内で生産したと伝える一方、金属のネジがゆるんだり、折れるといったトラブルが起きたと紹介。その後、ネジメーカーがドイツ側の要求どおりに製造していなかったことが判明したと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)