中国メディアの羊城晩報は4月30日、新幹線の折り返し列車などの車内清掃にかかる時間はわずか7分間であると伝え、新幹線に比べて中国高速鉄道はサービスの質においては向上の余地があると論じた。

 記事は、米CNNにおいても新幹線の車内清掃が報じられ、わずか7分で清掃を終え、再び乗客を迎えることができることが驚きをもって報じられたと紹介したほか、米ハーバード大のビジネススクールにおいても新幹線の車内清掃が必修科目になったことを紹介した。

 さらに、フランスの高速鉄道TGVを運営するフランス国鉄の関係者が「TGVは技術では新幹線にも負けないものを持っている」と主張しつつも、新幹線のサービスについては「到底真似できない」、「清掃員をフランスに連れて行きたいくらい」などと語ったと紹介した。

 続けて、新幹線の清掃員について「その仕事ぶりはこれまでに何度も目にしたが、すべての作業の手順が決められ、整然とした仕事ぶり」と伝えたうえで、ゴミを片付け、乗客の忘れ物がないかを確認し、椅子の向きを変え、窓を拭くなどと紹介し、「こうした作業を7分間ですべて終わらせるのだ」と驚きを示した。

 また記事は、新幹線の車内清掃では作業の速度と質を両立させているとする一方、中国高速鉄道は「走行速度においては世界を驚かせたものの、サービスの質においては向上の余地がある」との見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Law Alan/123RF.COM)