中国メディアの環球網は16日、英国の軍事関連の専門誌「ジェーン・ディフェンス・ウィークリー」の報道を引用し、中国の航空メーカーが現在、短距離離陸・垂直着陸が可能な戦闘機を開発中の可能性があると伝えた。

 記事は、短距離離陸・垂直着陸が可能な戦闘機は水陸両面の作戦能力を向上させる見込みだと伝え、1970年代末に中国人民解放軍は英国から世界初の実用垂直離着陸機「ホーカー・シドレー ハリアー」を購入しようとしたが成功しなかったと紹介。

 しかし、中国は今なお垂直離着陸機に対して強い興味・関心を抱いていると伝え、2005年には中国の一部関係者が「中国が米国で開発中の『F-35B』に似た垂直離着陸機の開発を検討中だ」と話したと紹介。

 さらに、05年は中国の「第十次五カ年計画」の最終年だったことから、中国は06年からの「第十一次五カ年計画」において垂直離着陸機の開発を決定した可能性があると紹介した。

 また記事は、「中国海軍が近い将来、大型ヘリ搭載揚陸艦の建造を開始する」との予測があることを伝え、垂直離着陸機が同軍艦に搭載できれば「071型」揚陸艦の戦力を補完する存在になる可能性があると論じた。(編集担当:村山健二)(写真はイメージ 提供:(C)Kevin Griffin/123RF.COM。2015年に撮影された垂直離着陸機)