中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で4500万人以上のフォロワーを持つ、新浪ニュースセンターのアカウント「頭条新聞」は18日、日本の小説家・村上春樹氏が「日本は中国や韓国に繰り返し謝罪すべき」とコメントしたと伝えたところ、多くの中国ネットユーザーが村上氏を称賛するコメントを残した。

 記事は、村上氏がインタビューに対して「日本は中国や韓国、そしてその他の第2次世界大戦で侵略を受けた国に対して、これらの国が『完全に忘れ去ることはできないが、十分に謝罪してもらったから、もういいでしょう』となるまで繰り返し謝罪しなければならない」と語ったと紹介。村上氏が日本の著名な小説家で、これまでに何度もノーベル文学賞候補とされてきたとした。

 この記事に対して、微博ユーザーは「歴史を尊重し、認めてくれる人よありがとう」、「最愛の日本人小説家の1人」、「日本もすべてが愚かなわけではない……村上氏の本を買わねば」、「彼にノーベル文学賞を与えるべきだ」、「彼の作品を多く見たがどれも素晴らしい。でも政治にかんする作品はとても少なかった。それが今回中韓などの国に謝罪すべきと語った。確かに良知のある作家だ。すばらしい!」、「村上春樹はいい『樹』だね」といったコメントが寄せられた。

 また、「良識のある日本人も多数いる。中国にも悪いヤツはいる」、「実際日本人の大多数はとても友好的。われわれが平時見ているのはメディアが宣伝する日本政府に過ぎない。政府は人民を代表しない」、「日本に欠けているのは謝罪ではなく懺悔。最も欠けているのは、歴史を教訓として平和を守ること」といった感想のほか、「日本人は中韓が今なお謝罪のみを求めている段階であることを幸いと思うべき」とするユーザーもいた。

 もともと中国国内で人気があり、翻訳された作品の数々がベストセラーとなっている村上氏だけあって、今回発せられたとされるコメントはより多くの中国ネットユーザーの心をつかんだようだ。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)