陝西省西安市に拠点を置く中国のネットメディア「爪遊控」は14日付で、「『J-20』戦闘機の強力ライバル、米国の『F/A-XX』第6世代戦闘機を分析する」と題する記事を掲載した。

 記事は、現在も米海軍の主力戦闘機である「F/A-18E/F(スーパーホーネット)」が中国の「J-20」やロシアの「PAK FA」に対抗するには能力不足であり、海軍が2018年、海兵隊が2015年に配備予定のそれぞれ「F-35C」と「F-35B」も中国のJ-20などに対する優勢を保てないとして、2008年に「F/A-XX」の開発プロジェクトに乗り出したと論じた。

 J-20については、アフターバーナーを使わずに超音速が出せるなどで、作戦行動半径が大きいと主張。アフターバーナーに頼って亜音速や超音速に達する戦闘機が「多勢に無勢」の状況になった場合には「生き残り能力を憂慮」せねばならないことになると論じた。

 F/A-XXの開発理由については、まず「F-35」は対地・対艦攻撃に投入することもできるので、逆に空母打撃群の防空に用いるには数が不足する恐れがあると主張。米空母を一定数以上のJ-20が襲った場合、F-35もすべてを撃墜できる保証ができなくなると論じた。

 記事は、米海軍の提出したF/A-XXの開発構想に対して、ボーイング社とノースロップ・グラマン社が強い関心を示したと紹介。ボーイング社は2013年3月に同機のコンセプト案を発表したことも伝え、「F/A-XXはどのような戦闘機になるのか。目を見張って待っていよう」と呼びかけた。

**********

◆解説◆
 J-20は、第5世代ジェット戦闘機に分類されている。上記記事にもあるように、F/A-XXはさらに卓越された性能を持つ第6世代ジェット戦闘機として開発が進められる。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF。2014年10月に米国内で開催された「ミラマ―航空ショー」で公開された、F-35の飛行の様子)