韓国のソウル市は10日、日常生活で使われている日本式の漢字語を、正しい韓国語に変更することを明らかにし、該当する用語を発表した。複数の韓国メディアが報じた。

 対象となるのは、日本語式の漢字語や日本式の表現、外来語。「切取線」、「始末書」、「仮処分」、「見習」、「行先地」、「耐久年限」、「飲用水」、「残飯」、「食費」、「引き継ぐ」、「差し出す」、「回覧」、「残業」、「節水」、「納期」、「納付」、「ラッシュアワー(外来語)」など計23用語という。

 ソウル市は、今年が光復(日本の植民地支配からの解放)から70年の節目に当たることから、公共用語や日常で使われている日本式の用語を正す作業を行っている。3月30日には「国語を正しく使う委員会」の会議を開き、日本式漢字語などについて審議していた。

 国語使用条例に従い、行政用語の変更については「ソウル特別時報」(第3286号、2015年4月9日)に公示し、市民や公共機関に正しい韓国語が使用できるようにした。

 修正すべき日本語式の漢字語や、日本語式の表現などについて関心のある市民は、市のホームページを通じて提案することができる。市は、市民から寄せられた意見をまとめ、次回の委員会で審議を行う。

 ソウル市の市民疎通企画官のファン・ボヨン氏は、「今年は日帝残滓用語を正す『韓国語直し』を推進し、市民と共に光復の真の意味についても再確認したい」と話したという。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:(C)Chris Putnam/123RF.COM)