中国メディア・新浪財経は2日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、日本人の「タンス預金」が36兆円にのぼるという経済学者の試算を紹介。多くの中国ネットユーザーが反応を示した。

 ツイートは、日本の各業界が資金を渇望しているなかで、日本人が多額の現金を家の中に隠しているとして、「経済学者の見積もりによると、日本人は家の中に総額36兆円の現金を置いている」と紹介。その理由として、日本の預金金利が非常に低いことを挙げた。

 これに対して微博ユーザーは、「家に置いておいたらそれこそ利息が全然ないじゃないか」、「これこそデフレの恐ろしい結末」、「インフレ率が低いからこそ家に置いておける」、「高齢化が原因でしょ」、「日本人による日本の将来への自信のなさの表れか」、「日本人はインターネットショッピングをしないのだろうか」といったコメントを寄せた。

 また、「ある面、日本の治安の良さを示している」との意見もあった。そして「中国では銀行に預けたがらない汚職役人以外に、大量の現金を家に置いておく人などいない」、「中国ではあり得ない。泥棒が入って終わりだもん」、「わが国はCPIが高過ぎるから、放っておいたら価値が下がっちゃう」など、中国の状況と比較するユーザーも多数いた。

 中国のネットユーザーは日本の大規模な「タンス預金」現象を通じて、単に超低金利の状況だけでなく、急速なインフレの起こるリスクの低さ、そして家に現金を置いても心配には至らないという治安の良さを印象として感じ取ったようである。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)