中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で約32万人のフォロワーを持つ、食にかんする情報を提供するユーザーが10日、日本人の夫婦が開く街角の小さなカフェについて紹介したところ、多くの中国ネットユーザーが関心を寄せた。

 「一家の幸せなカフェ」と題したツイートは、日本人の夫婦が街角に開いたカフェで、パパがコーヒーを淹れ、ママがお菓子を作るなかで小さな子供たちが成長していると紹介。夫婦がカメラでその生活や温かな時間を記録しているとして、その写真を数枚掲載した。写真には、ノスタルジックで温かみのあるカフェの様子や、子どもたちがママのお手伝いをする様子などが収められている。とても温かな印象を受ける写真たちだ。

 このツイートを見た中国のネットユーザーたちからは「素晴らしい!」、「こういった生活、いいよね」、「日々が水のごとく静かに流れていく」、「一日中癒される感じだ」など、賞賛や共感のコメントが続々と寄せられた。「日本には至るところに幸せに満ちた小さな店がある」、「あこがれる生活だ」といった声や、「究極的な夢の最終形態」とまで言い切るユーザーもいた。

 一方、「近所に、多くの人が夢見るようなこういった感じの店があったんだけど、今はなくなっちゃった。現実のコストがね……」と、夢を実現する前に厳しい現実が立ちはだかっていることを紹介する人もいた。

 「家族が一緒に暮らすことこそ、もっとも幸福なことだ」との感想を残すユーザーがいた。出稼ぎのために子どもを置いて家を空ける親、異郷の地や海外に行って勉学や仕事に励む子などなど、中国でも一家全員が揃って生活する機会が少なくなりつつある。急速に発展する中国社会の裏で、家族みんなでつつましやかに暮らしたいという、現代中国人の本音を少し垣間見たような気がした。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)