中国版ツイッター・微博のあるユーザーが23日、中国メーカーの“電気バス”が京都で運行を開始したことを紹介したところ、多くのユーザーから注目を集めた。このユーザーは、かつては北京市のバスや中国の鉄道ファン、今は日本の鉄道や飛行機、バスのファンだという。

 ツイートは「中国のBYD製K9型“電気バス”が初めて日本に進出し、京都急行バスで営業を開始した」と紹介。一方、営業開始早々に日本のネット上では「バス車内右側上部のクーラーダクト(通常広告が掲示されている部分)のカバーが開いた」という話も出たと伝えた。

 このツイートについて、200人以上のユーザーが転載するとともに、コメントが100件以上寄せられた。コメントはおもに、中国メーカーのバスが日本国内に進出したことへの感慨、中国製バスの問題点を指摘する声に分かれた。

 日本進出を評価する声は「BYDも日本市場に入ったか……」、「中国製品が日本市場に入るのは非常に難しいこと。時代が変わりつつある。今度は中国が日本でお金を稼ぐ番だ」、「なんとも言えない喜びを感じる」といったものだった。これに対して、「BYD(笑)」、「深センでBYDの“電動車”に乗ったが、泣きそうなほどガタガタだった」、「輸出品は国内向けよりちゃんと作ってるんだろうよ」といった冷ややかなコメントも並んだ。

 また、ダクトのカバーが開いた件については「日本人は品質にそんなに高い要求をしないくせに、問題を大げさにしたがる」、「大した話ではない。戻せばいいじゃないか。日本メーカーの車なら落ちないっていうのか」というコメントも。一方で、「中国製品は国外市場に出たら、現地の基準に合わせて自らにハードルを設けなければいけない」、「国産品にはやはりちょっと時間が必要」、「政府に頼らず自力更生することを望む」と呼びかけるユーザーもいた。

 京都急行バスが運行する「プリンセスライン」に5両投入されたBYD製の“電気バス”。京都駅から京都女子大前を結ぶ路線で運用されるとのことで、途中には三十三間堂や国立博物館に最寄りのバス停も通る。今後京都を訪れる中国人観光客の多くがその「雄姿」を目にすることだろう。(編集担当:近間由保)(写真は23日に同ユーザーが投稿したつぶやきの画面キャプチャ)