中国メディア・網易は15日、「恐るべき日本式の誠意」という文章を掲載し、日本人の誠意やモラルについて事例を挙げて論じた。そのなかで、日本の畑でよく見られるあるものについても「日本人の誠実さを深く感じた」として言及している。

 記事は、日本社会でルール違反や信用を損なう行為を働くと、非常に厳しい代価を支払うことになり、ばあいによっては個人のキャリアが終わりを迎えてしまうこともあるとした。また、日本の地下鉄でコートを忘れて駅に取りに行ったさい、きれいに畳まれてしっかりと保管されていたというある中国人の体験談などを紹介した。

 そして、「日本における人と人との関係が不可思議なほど誠実である」と深く感じた体験として、大阪付近の小さな村のバス停付近にあったという野菜の無人販売所を紹介。そこには、新鮮な野菜と「1袋100円」と書かれた紙、貯金箱のような入れ物があるだけで人はおらず、「すべては客が責任を持ってお金を入れるかどうかにゆだねられている」と説明した。

 記事は、健康な心、美しい社会環境、整った社会福祉、医療技術の発達、信頼に基づく安心できる社会環境、発達した教育システム、思いやりある社会といった要素によって、日本が長年「世界でもっとも人類が住むに適する国の1つであり続けている」と評した。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「日本旅行から帰ってきて、日本に対する見方が大きく変わった。国内の宣伝は愚弄だ」、「信じられない奴はみんな日本に行ったことがない奴。教科書や抗日ドラマに害された世代だ」、「本当に日本に行ってこそ理解できること」、「われわれも改善しているけど、もっとスピードを速めたい。今は、まじめな人が一番損しちゃうもんね」、「古代の中国もそうだったんだけどね」といったコメントが寄せられた。

 郊外にある野菜の無人販売所は、実際に行かないと気づかないポイントだろうし、仮に話を聞いていてもにわかには信じられないかもしれない。やはり「百聞は一見に如かず」であり、自分自身で実際に感じ取ることがより多くの理解につながるのだ。(編集担当:近間由保)