普段日本で生活している中国人には、春節(旧正月)の時期に中国に帰省する人も多い。日本での生活に慣れていると、故郷に戻ったさいに違和感を覚えるケースも多々あるようだ。

 700人以上のフォロワー数を持つ中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のあるユーザーは20日、娘を連れて久しぶり中国に戻ったときの様子についてツイートした。この親子は早朝に起きて飛行機に乗って上海に行ったようだが、写真にはぐったりとしてベンチで横になっている娘の姿が。春節2日目の上海は「崩落事故という言葉が何度も脳裏によぎる」ほど黒山の人だかりだったとのことだ。

 ツイートはさらに、娘がきれい好きであることを明かしたうえで「街がこれほど汚れていることに耐えられなかったみたい。路上でたくさん喫煙するし、音も異常に気になっていたみたいだし。娘は絶対に日本から離れられないと思う」とした。

 このユーザーはまた、別のツイートで自身の怒りも爆発させている。「最もガマンできなかったのはサービス態度の悪さ。レストランの店員も空港のスタッフもだ。その場でブチ切れずに耐えた自分がすごいと思った」とその思いを打ち明けた。

 このツイートに対して、ほかのユーザーからは「かわいそうに……でも中国で少し慣らすのがいいよ」、「自分も入国しただけで各種不適応が。帰れないよ」、「毎年帰ればどっちにも慣れるよ。最初の1、2年は慣れないけどね」、「自分も今年は帰国することになるんだけど、暮らしに適応できないんじゃないかとすごく心配」といったコメントが寄せられた。

 長年中国で生活して、日本に移り住んだ人が里帰りする大人ですら日本と中国との環境の違いに愕然とするのだから、日本で育った子どもが中国に行ったときに受けるカルチャーショックは計り知れないだろう。頻繁に往復することで慣れてもらうしかないのだろうか。もちろん、中国の生活にも日本にはない良い点もたくさんある。せっかく中国に行くのだから、いい思い出もたくさん作って戻ってきてほしい。(編集担当:近間由保)(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)