中国メディアの中国広播網は17日、日本と韓国の通貨スワップ協定が23日で終了することになったことについて、「慰安婦問題をめぐって日韓関係が緊張していたためではないか」との見方を示した。

 記事は、日韓通貨スワップ協定について日本と韓国が金融危機などに対応するため互いに通貨を融通しあう協定であり、相互に通貨の流動性を提供する協定だと紹介した。

 続けて、日韓通貨スワップ協定が14年間にわたって継続してきたことを指摘する一方で、23日の期限をもって100億ドル(約1兆1853億円)規模の融資枠について日韓双方は協定を延期しないことを決めたと伝えた。

 さらに記事は、韓国の中央銀行である韓国銀行の見解として、「協定が終了する背景には日韓関係の緊張がある」とし、「日本の慰安婦問題における態度は隣国を満足させるものではなく、日韓関係も長期にわたって改善できないまま」と主張した。

 日韓通貨スワップ協定が終了する背景には政治的要因があると報じられたことに対し、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)では、「日本と韓国は本当に仲が悪いな。1000年経っても仇同士なんだろうな」、「良いことだ。日韓関係が冷え込んでいるということは、日韓両国の国力低下につながる。中国の勃興にとっては千載一遇のチャンスということ」といった反応があった。

 また、「日本の支えがなくなったら韓国経済はヤバイんじゃないのか?」といった反応が見られたものの、中国人ネットユーザーの反応としては日韓通貨スワップ協定の終了を喜び、歓迎するような意見が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)