ベトナムがロシアと契約を交わしたキロ級潜水艦6隻のうち、3番艦が1月31日までにベトナムに到着したことが分かった。

 3番艦はロシアのサンクトペテルブルグの造船所で製造され、オランダの輸送船がベトナムまでの輸送を請け負った。潜水艦が輸送船から進水する様子も撮影された。

 ベトナムがロシアとの間で、キロ級潜水艦6隻の購入で契約を交わしたのは2010年だった。キロ級潜水艦はソ連が自国沿岸での対潜警戒任務を行う目的で開発に着手したが、早い時期から輸出も考慮していたとされうる。最初の艦が就役したのは1982年だった。

 キロ級潜水艦にはロシアの巡航ミサイル「クラブ(カリブル)-S」が搭載可能とされる。「クラブ」は対艦型、対地型、対潜型などがある。

 ベトナムがこれまで受領したキロ級潜水艦は、1番艦が「ハノイ」、2番艦が「ホー・チ・ミン」と命名された。

 当初は、2013年末までにすべてがベトナムに引き渡されるとされていたが、すでに遅れが生じており、引き渡し完了は2016年になるとみられている。

 ベトナム・カムラン湾の海軍基地では、新たに到着した艦を含め、キロ級潜水艦3隻が停泊していることも確認された。

 中国はキロ級潜水艦12隻を購入し、1994年から2005年にかけて就役されている。(編集担当:如月隼人)(写真は「新浪網」の2日付報道の画面キャプチャ)