全豪オープンテニス、世界ランク5位で第5シードの錦織圭は24日に行われた3回戦を突破。26日の日本時間午後に男子シングルス4回戦で、8強入りをかけてダビド・フェレールと対戦する。中国メディア・騰訊網のインタビューに答え、ある「複雑」な心境を吐露した。

 記事は、錦織が全豪オープン1回戦の試合後に同じメルボルンで行われたアジアカップ日本代表戦の試合会場に足を運んで応援したこと、香川真司と交友があることを紹介。敗退が決まった23日のUAE戦はテレビで観戦、「本当にがっかりした。日本は最後に勝てると思っていたから」と錦織が語ったことを伝えた。そして、「本人はベスト16に進出したが、日本代表の敗退には明らかに落ち込んでいた」とした。

 錦織自身の試合については、24日に行われたスティーブ・ジョンソン戦には1000人規模の日本人ファンが試合会場に駆けつけ、錦織があたかもホームグラウンドで戦っているような状況になったと説明。試合後には勝利インタビュアーのリクエストにより日本語でファンに感謝を述べたことで、会場のボルテージはさらに上昇したと伝えた。

 記事はさらに、日本代表の敗戦後に日本のネットユーザーから「日本代表は錦織に及ばない」という声が噴出したほか、昨年の全米オープンで準優勝してから錦織が日本国民のヒーローになっていると紹介。そのうえで、「自分自身の存在によって、テニスがサッカーを超えて日本人に親しまれるスポーツになったか」という質問を受けた錦織が「テニスが日本でますます流行することをとても望んでいる」と回答する一方、「でも僕もサッカーが好きなので、日本の子どもたちにはボールを蹴る練習もたくさんして欲しい」と笑いながら語ったとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Frank Romeo/123RF.COM)