中国メディアの長江商報は22日、在日華人による手記を掲載し、日本を訪れたことがある、もしくは日本で暮らしたことがある中国人ならば、さまざまな場所で日本人が列を作っている光景を見たことがあるはずだとし、「日本人はなぜ列に並ぶことができるのか」と論じる記事を掲載した。

 記事は、「日本人は列に並ぶことが好きだ」とし、買い求めるために行列ができるということを日本人は「必ずや価値のあるモノ」と認識しているようだと紹介。列が長ければ長いほど「価値のあるモノに違いない」と考えているとしたうえで、「日本では行列ができているだけで、やじうまのように自らも列に並ぶ人も多い」と論じた。

 続けて、日本人は行列に並ぶことに慣れており、「騒がずにひたすら列に並ぶことができる」とし、その背景には「日本の教育が関係している」と指摘。子どものころから日本人は「列に並ぶことは公共の道徳とルールを守ること」と認識し、学校でも整列する機会が多く、秩序を保ちつつ列を作る習慣が醸成されていると紹介した。

 また記事は、日本人にとっての行列は「集団心理」を示す行動でもあるとし、東日本大震災の際に日本人が行列を作り、「割り込みやトラブルもなくひたすら列に並ぶ光景は世界に大きな衝撃を与えた」と指摘。

 また、列に並ぶことは「平等」の証でもあると指摘し、すべての人が規則に則って行動することで平等の結果を得ることができるとし、「だからこそ割り込みは許されない」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) vacclav/123RF.COM)