かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「モナリザ」について、モデルとなった人物が中国人ではないかという説が浮上し、中国のネット上を賑わせている。なお、この説を出したのは中国人ではない。

 中国メディア・新浪新聞は2日、中国版ツイッター・微博上で「イタリアの歴史学者が、『モナリザ』に描かれているダ・ヴィンチの母親は、中国大陸からやってきた奴隷の可能性がある。画像の背景は中国の景観であり、彼女の容貌も中国人に似ているとの見解を示した」という11月30日の英メディア・デイリー・メイルによる報道を伝えた。

 イタリア人学者によるとされる、かなり大胆な仮説に対し、中国ネットユーザーも敏感に反応。記事掲載から1日足らずのあいだに7000件以上のコメントが寄せられた。では、彼らは一体どんな感想を持ったのか。

 多くの賛同を得られたコメントは「ちっとも中国人みたいじゃない」というものだった。また、「少なくとも漢民族ではない」、「われわれの目が節穴なのか、それとも(中国人に似ている)という彼らの目が節穴なのか」という意見もあった。総じて、彼らはかなり冷静な視点からこの仮説と相対していることが伺える。「何言ってるんだ、韓国人だ」という声のほか、「韓国人の心情を考えてからものを言え」などといった意見まで出てきた。

 そして「中国人には見えない」という意見以上に多く見られたのが「韓国人が黙っていない」という感想だった。「なんでも自分のもの」であり「宇宙ですら自分のもの」と自負する韓国人が、「モナリザが中国人」などという話を聞けばすぐさま「違う、韓国人だ」と反応してくるに違いないという分析、あるいは実際そのような反応を示して欲しいという期待のようなものが、多くの中国人ユーザーのあいだで入り混じっていることが容易に見て取れる。

 中国のネット上ではすでに、韓国が「なんでも自分が起源」というイメージで完全に定着しているだ。そして、すでに嫌悪感を超越して楽しみ、弄んでいる印象すら覚えてしまう。韓国の世論やメディアは、果たして中国人ユーザーたちの熱い「期待」に、どう応えるのだろうか。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:(C)Giuseppe Castrovilli/123RF.COM)