中国国内で温水洗浄便座の普及を狙う韓国メーカー「現代」が、江蘇省南京市で市民200人を対象にした「スマート便座」の無料トライアル活動を実施する。26日付の南京晨報に体験者募集の記事が掲載された。

 記事は同社の「スマート便座」について「排便後に臀部を洗浄するハイテク健康製品」とし、自動制御、温水洗浄、永久磁石磁気活性水、洗浄アシスト、ビデ、マッサージ洗浄、温風乾燥、加熱便座、水圧調節、悪臭雑菌除去、ノズル自動洗浄など18の機能を備えていると紹介した。

 さらに、多くの女性が同社の「スマート便座」設置後に婦人病の改善がみられたほか、家族の便秘や痔の問題も緩和されたと宣伝。また、高齢者や高血圧者、妊婦、便秘や痔の患者にとって排便の苦痛などを軽減してくれるとした。

 そのうえで、読者200人に対して15日間無料トライアルキャンペーンを実施することを紹介。取り付け費用も無料で、使用期間中に不満があればいつでも取り外すことができると説明した。「本活動は絶対に完全無料であり、参加者はなんの憂慮もいりません」とする一方で、15日間の無料試用期間が過ぎた後の扱いについては一切触れておらず、購入するとなったばあいの費用も不明だ。

 日本を旅行した中国人観光客が温水洗浄便座の快適さを賞賛する話はよく聞くが、実際に自分の家に設置するかといえば別の話だろう。今回の無料キャンペーンが果たしてどれほどの成果を挙げるか気になるところだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)