中国メディア・広州日報は24日、20日に開幕した今年の広州モーターショーで初めて設置された電気自動車展示エリアが閑散とした状態であると報じた。

 記事は、同イベントで初めてとなる電気自動車ショーが事前に多くのメディアの注目を浴びていたにもかかわらず、開幕してみると燃油自動車の大盛況とは対照的に、エリア全体が空いていたと伝えた。

 主催者の情報によると、今回の電気自動車ショーにはテスラ、BMWや広州自動車、上海自動車など国内外のメーカー20社以上が参加したという。しかし、現場の各ブースを見てみるとたった1台の電気自動車しか展示していないメーカーが多かったほか、対象外であるハイブリッド自動車を展示させていた企業もあったとのことだ。

 そのうえで、電気自動車ショーが閑散としていた背景として、国内で電気自動車の普及が進んでいないことを挙げた。そして、発売されているモデルが少なく、デザイン上の魅力も不十分であること、充電ステーションなどの設備が当初の予定より大きく遅れていること、満充電しても140キロメートルしか走れないなど航続距離が短いことが電気自動車普及を困難にしていると解説した。

 記事はまた、広州ホンダのエコカー開発計画についても紹介。2年前から輸入車としてハイブリッド自動車を発売してきた同社が2016年には現地生産を開始するとともに、来年には自主ブランド「理念」の電気自動車を発売する予定であると郁俊副社長が明らかにしたことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(写真は広州日報の24日付報道の画面キャプチャ)