中国メディアの中青在線は5日、日本が外国人留学生の受入数を2020年までに30万人に増やす計画であることを紹介する一方、日本で学ぶ留学生の大半はアジア出身者で、「国際化」ではなく「アジア化」との声もあると紹介した。

 記事は国際教育協会(IIE)による統計を引用し、世界の430万人の留学生のうち、8%が中国に留学していると紹介、10年前の中国の同数値はわずか2%だったことを挙げ、短期間で4倍になったことを伝えた。

 一方、日本はこのところ3%前後の数値を維持し続けていることを挙げ、「日本が現状維持に終始しているなか、中国は米国と英国に次いで世界で3番目の留学生受入大国になった」と主張、中国に留学する学生の数は年10%の割合で増え続けていると論じた。

 また記事は、IIEの関係者の話として、「日本や韓国などアジアの学生が数多く中国で学んでいる」とし、留学生らは自身の未来を中国経済に結びつけようとしていると伝えた。日本で学ぶ留学生の数は中国で学ぶ学生の数より大幅に下回っているとする一方、日本を訪れる留学生らは主にアニメやゲームなどを学ぶために日本を選ぶ傾向があると伝えた。

 一方、日本の教育は国際化ではなく、アジア化が進んでいるとの声があるとし、日本で学ぶ留学生のうち、約90%がアジア出身者で、うち中国が60%、韓国が11%、ベトナムが5%、台湾が4%になっていると紹介。中国の場合は21%が韓国、8%が米国、6%が日本、タイが5%、ベトナム、ロシア、インドがそれぞれ4%だと紹介した。(編集担当:村山健二)(写真は中青在線の5日付報道の画面キャプチャ)