中国メディアの網易科技は5日、海外メディアの報道として、投資会社「Canaccord Genuity」のMichael Walkleyアナリストがこのほど、「スマートフォン市場の全体の利益のうち約86%をアップルが得ている」と投資家に向けて報告したことを伝えた。

 記事は、アップルのスマホ市場におけるライバルであるサムスンが得ている利益は全体の18%に達し、アップルとサムスンの差は2011年以来最大となったと指摘した。また、アップルとサムスンの利益の合計が100%を超えている理由について、「スマホ市場ではモトローラやマイクロソフトなど赤字を計上している企業があるため」と説明した。

 続けて、14年第3四半期に1億8500万米ドル(約213億円)の赤字となったモトローラはスマホ市場の利益全体のうち「マイナス2%」にあたると紹介、またマイクロソフトは3億4100万米ドル(約393億円)の赤字で「マイナス4%」になる見込みと伝えた。

 また、Walkley氏が10月に米国で「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の販売状況について行ったアンケート調査によれば、米国の消費者は容量の大きなモデルを選ぶ傾向にあったとし、「アップルの第4四半期におけるASP(Average Selling Price、平均販売価格)は上昇する見込み」だという。

 さらに記事は、Walkley氏の分析として「iPhoneの旧型モデルからの買い替えのほか、Androidユーザーの乗り換えなどを背景に、iPhone 6とiPhone 6 Plusの14年第4四半期における販売データは極めて好調な内容となる」と伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は網易科技の5日付報道の画面キャプチャ)