中国メディアの網易体育は6日、仁川アジア競技大会で報道陣のカメラを盗んだとして日本選手団から追放された競泳男子の冨田尚弥選手が6日午後、記者会見で冤罪を主張したことを伝えた。冨田選手の主張に対し、中国のネット上では冨田選手を批判する声があがっている。

 網易体育は冨田選手について、「仁川アジア競技大会で報道陣のカメラを盗んだとして約10万円の罰金を科せられた」と紹介しつつ、6日の記者会見で冨田選手が「カメラを盗んだのは自分ではなく、見知らぬ男によってバッグに入れられた」と主張したことを紹介。

 さらに、韓国で警察の事情聴取に対して罪を認めた理由について「“事実”に対して反論すれば日本に帰国できなくなると言われたため」と主張したことを伝えた。

 一方、冨田選手が冤罪を主張したのに対し、日本オリンピック委員会(JOC)が緊急記者会見を開き、「冨田選手がカメラを盗むところをビデオで確認した」、「冨田選手への処分は妥当」と反論したと紹介した。

 冨田選手の主張とJOCの反論について、中国版ツイッター微博(ウェイボー)での反応を見てみると、「全世界よ、これが日本人だ」、「韓国から帰国するなり主張を変えるとは。さすが日本人だな」など、冨田選手を批判する声が多く寄せられていた。

 ウェイボーに寄せられた中国のネットユーザーの反応は、冤罪の主張の真偽とは無関係に、一転して主張を翻した冨田選手を批判するコメントで、「日本人として恥を晒したな」などといった辛辣な声も多く見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)lightpoet/123RF.COM)