遼寧省大連市内の住宅の客間で17日午前3時半ごろ、飲み残しの果汁飲料が入った容器が爆発した。果汁が噴出し、客間の壁にも天井にもべっとりとこびりついた。置いていた姿見の鏡が粉砕されて吹き飛んだ。客間では夫婦2人が寝ていたが、ベッドの頭部分がついたてになり、爆発やガラスの直撃は避けられた。半島晨報などが報じた。

 その晩は、泊りの客があったので夫婦2人は客室で寝ていた。熟睡していた。午前3時ごろ、いきなり「ドン!」という大きな音がした。朦朧(もうろう)とした頭で照明をつけると、部屋の中が一変していた。姿見の鏡が粉砕され、ガラス破片が散乱していた。姿見の木の枠も2、3メートル吹き飛んでいた。

 部屋を甘酸っぱい匂いがした。果汁飲料の容器の破片が転がっていた。壁にも天井にも、飲料がべっとりとこびりついていた。2人は、飲料を製造した会社にメールで連絡し、説明を求めた。

 同日午後5時ごろ、飲料を販売した会社から返信が来た。「防腐剤を含まない果汁や乳製品の場合、蓋を開けたらすぐに飲んでください。または摂氏4-6度で冷蔵し、24時間以内に飲み終えてください。そうしない場合、発酵により容器が膨張します。私どもの商品にもそのように表示しております」などの内容だった。

 爆発した飲料は9月8日に購入し、その日のうちに3分の2程度を飲んだが、室内でそのまま放置していた。そのため開栓後に空気中から入った菌による発酵が進み、発生した二酸化炭素の圧力で容器が爆発したと考えられるという。

 容器の表示には、「保存方法が不適切な場合、容器が膨張して破裂したり、蓋が飛ぶ場合があります」と書かれていた。大連新世紀律師事務所(弁護士事務所)の牟飛弁護士は同問題について、消費者権益保護法では商品に人や財産に対する危険が伴う場合には、明確に警告することが、義務づけられていると説明。

 「爆発の恐れがある」などとは書かれていないことを理由に、牟弁護士は、同爆発について企業側が損害を補償するべきとの考えを示した。(編集担当:如月隼人)