中国メディアの深セン特区報は9日、撮影機材や電子機器、自動車といった高付加価値分野において日本企業は「世界をリードする立場にある」とし、「日本の技術や製品は、世界中のあらゆる場所に“浸透”している」と報じた。

 記事は、中国における日本製の価値について、「価格」の高さではなく、それぞれの製品にプリントされている「メード・イン・ジャパン」という文字にこそ体現されていると主張。中国では日本製であることが高い信頼を得ているとの見方を示した。

 さらに「日本製は品質や信頼性の高さの代名詞だ」とし、誰もが知る電機メーカーの製品だけでなく、家庭用品や工業製品のほか、教育や科学の分野においても「日本製は同じく品質や信頼性の高さの代名詞である」と論じた。

 工業製品における日本製の信頼性の高さについて、記事は東洋紡が開発した有機系繊維「ザイロン」を紹介、「わずか1ミリメートルの太さの繊維で450キログラムの重量を吊り下げることができる繊維」と驚きを示した。さらに日立製作所の無線ICタグ「ミューチップ」を紹介したうえで、「縦横のサイズが0.4ミリ、厚さが0.06ミリというミューチップはとても複製など不可能なもの」と伝えた。

 そのほかにも記事は、日本企業が誇るさまざまな世界最先端の技術や製品を紹介したうえで、「なぜ日本は世界で売れる製品や技術をこれほど生み出すことができるのだろうか」と疑問を呈し、その答えとして「顧客を神様と考える理念に基づき、欠陥のない製品を作ろうと努力していること」を挙げた。

 また、日本人が堅実かつ誠実であることも理由の1つだとし、「日本企業は厳格な管理と卓越した“品質意識”のもと世界の製造業の規範となった」と称賛し、「日本の技術や製品は、世界中のあらゆる場所に“浸透”している」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)