中国メディア・環球時報は3日、英メディア・デイリーメイルが1日に発表した「世界の7大ムダ観光資源プロジェクト」の1つに、1998年に建設停止して15年間放置された北京の遊園地「ワンダーランド」が選ばれたと報じた。

 記事は、90年代に北京市昌平区で建設が始まった「ワンダーランド」は総工費8000万ポンド(約138億円)を誇り、当初は米国のディズニーランドに匹敵する規模になるとされていたことを紹介。しかし、デベロッパーと土地所有者とのあいだでトラブルが生じたことで建設が中断、2013年に取り壊されるまでに15年間「幽霊城」の如く放置されたと説明した。

 「ムダ観光資源プロジェクト」にはこのほか、48階建ての高層ホテルとして建設されながら途中で重大な欠陥が見つかり、工事が無期限延期となった米国ラスベガスのホテル、2003年に着工するも、08年の金融危機でとん挫したアラブ首長国連邦・ドバイの人工島リゾート、12年6月に営業開始予定のはずが、火災探知システムの故障などによって開業できていないドイツ・ベルリンの空港が選ばれた。

 また、北朝鮮の柳京ホテルも4億5000万ポンド(約780億円)を費やしたムダ遣いプロジェクトとして名前が挙がった。(編集担当:今関忠馬)(写真は環球時報の3日付報道の画面キャプチャ)