中国メディアの中国新聞社は22日、韓国の華字紙・亜洲日報の報道を引用し、世界のオンラインゲーム市場に占める中国のシェアが急拡大し、韓国は中国にオンラインゲーム大国としての地位を完全に奪われたと報じた。

 記事は韓国の国会が21日、2012年における世界のオンラインゲーム市場に関する資料を発表したことを紹介。同資料によれば、中国のオンラインゲーム市場の売上高は2012年に92億7900万ドルに達する一方、韓国は60億2900万ドルにとどまった。

 世界のオンラインゲーム市場における韓国のシェアは28.6%、中国のシェアは43.8%で15%以上も差がついたという。

 2007年には韓国の市場シェアは中国より10.2%も高く、世界最大のオンラインゲーム市場だったが、08年には中国のオンラインゲーム市場が急拡大し、韓国との差を一気に逆転。09年には中国が韓国に8.2%も差をつけ、その後は中国が世界最大のオンラインゲーム大国としての地位を保ち続けていると紹介した。

 続けて、韓国の国会で「韓国政府はゲーム関連の優秀な人材がどれだけ中国企業に流出しているか把握できていない」との指摘があったことを紹介、オンラインゲーム市場において中国との差が広がり続けていることに韓国が危機感を抱いているとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(写真は「CNSPHOTO」提供、7月21日撮影、中国のネットカフェの様子)