中国メディアの第一財経は22日、日本で少子高齢化が進むなか、瀬戸内海に浮かぶ岡山県笠岡市の白石島で「中国人が人口減少に対する救世主となっている」と伝えた。

 記事は、白石島が喧騒とは無縁で、静かでゆったりとした時間が流れる小島であることを紹介。白石島を気に入って在住を決めた米国人女性の話として、「17年前に比べ、島の人口は約半分に減ってしまったうえ、人口のほとんどが高齢者」と伝えた。

 続けて、白石島では高齢者の姿は珍しいものではないとし、「シワの刻まれた顔と背中の曲がった高齢者の姿はまるで日本庭園に見られる古木のようだ」と論じた。一方、昔ながらの生活を送っている白石島の高齢者たちは「生命力に満ち溢れているように見えた」と伝えた。

 さらに、68歳でも「若いほう」だとし、若い人びとは島を出て行ってしまい、「人口流出が起きていることは争いようのない事実だ」と紹介した。

 一方、白石島には現在、5人の中国人女性が嫁ぎ、計11人の子どもが生まれたとし、「出生率が上向き、子どもが増えたことで島の学校も閉鎖されずに済みそうだ」と伝えた。

 続けて、白石島にとって学校の閉鎖は「島が生活する場所として成り立っていない」ことを示すものであり、新たな移住の受け入れなどが困難になるため「衰退への道を辿らざるを得ない」と指摘。11人の子どもをもたらした中国人女性は白石島にとっての救世主であると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)