群馬県が22日、県立公園「群馬の森」に建てられた第二次世界大戦中に動員・徴用され死亡した朝鮮人犠牲者の追悼碑について、碑を管理する市民団体「追悼碑を守る会」に設置許可を更新しないことを通知した。この報道を受けて、韓国のメディアは23日、「過去を忘れた群馬県」、「右翼団体の圧力に群馬県が屈した」などと批判する記事を報じた。

 県は、都市公園法で禁じられている「政治的行事」があったとし、団体に碑を撤去するよう求めている。

 県側は「団体が主催した集会で政治的発言が行われた結果、追悼碑の存在自体が論争の対象となり、県民が健やかに公園を利用できなくなった」と説明した。

 団体側は県側に対して、撤去に応じず、裁判で争う構えという。

 碑は2004年に県が10年間の設置許可を出し、団体が設置した。前面には「記憶 反省 そして友好」の文字があり、裏面には「朝鮮人に多大の損害と苦痛を与えた歴史の事実を深く記憶にとどめ、心から反省し、二度と過ちを繰り返さない決意を表明する」などと刻まれている。(編集担当:新川悠)