中国国営メディアの新華社は5日、「なぜ中国人は日本に好んで留学するのか?」と分析する記事を掲載した。

 天津市にある天津科技大学の外国語学院をこの6月に卒業した女子学生は、これから日本の千葉にある大学に留学する。父母もこの選択を応援しているという。

 中国から日本への留学者数は東日本大震災があったものの急減することはなく、安定的に推移している。昨年5月1日の段階で語学学校を含めて中国から日本への留学生は9万7875人で、日本で学ぶ留学生の約6割が中国人だった。

 反日感情は消えないものの、中国から日本への留学生が大きく減ることはない理由について、天津外国語大学・日本語学院の朱鵬霄院長は、「中国人は日本の先進的な教育制度を魅力に感じ、留学する。2012年以降は円安のため日本への留学費用が相対的に安くなり、多くの中国の家庭が費用を負担できるようになった」と説明した。

 中国人留学生に人気のある専攻は経済学や法学。朱院長は「中国に進出する日本企業は多いが、外国語ができて法律も理解する人材は少ないため、就職に有利だとして人気が集まっている」と説明した。(編集担当:古川弥生)(イメージ写真提供:123RF)