サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会で唯一アジア勢でグループリーグ(GL)突破の可能性が残っていた韓国代表は日本時間27日にベルギーと対戦し、0-1で敗れて通算1分け2敗となりGL敗退が決定した。アジア勢最後の砦として中国のネットユーザーもこの試合に注目、敗退が決定するとさまざまな声が寄せられた。

 中国版ツイッター・新浪微博(ウェイボー)の中国中央テレビ公式アカウントが同27日午前7時に韓国の敗戦を伝えると、1時間ほどのあいだに約100件のコメントが寄せられた。コメントの内容は主に、韓国の敗戦を喜ぶ声、中国の出ていないアジア勢の全滅を喜ぶ声、アジア勢の不甲斐なさを嘆く声に分かれた。

 特に、韓国の敗戦を喜ぶ声では「美しい負け方だ」、「なんですごく嬉しいんだろう」というコメントが見られ、アジア勢の全滅を喜ぶ声では「2018年に向けた準備をいち早く始められたわが国にチャンスがある」などと早くも自国の本大会出場を夢見るユーザーもいた。

 一方、W杯のアジア枠を減らすべきだとの意見も少なからず見られるとともに、アジアのトップレベルに及ばない中国にはW杯出場へのチャンスはないという意見もあった。

 アジア勢の出場枠は、1998年のフランス大会以降4チームが続いているが、全チームが1勝もできずに敗退するのは今大会が初めて。

 アジア枠の縮小が議論されても仕方がない状況であることは間違いない。今後も同じ枠を維持してアジア勢に世界のトップレベルと対戦させ、レベルアップを期待し続けるのか、世界の頂点を決める大会として本当に強いチームをより多く参加させるのか、判断が注目される。

 枠の増減は別として、「世界の壁」を痛感した4カ国を含めたアジアサッカー全体がもう一度立て直しを図り、4年後には今よりレベルアップしたアジア代表の雄姿をロシアのピッチで見せてほしい。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)