サッカー・ワールドカップ(W杯)に世界が沸く日々。NHKのサッカー応援ソングとして起用されている人気ミュージシャン、椎名林檎の曲「NIPPON」が、日本の一部で「右翼的」「純血思想」と指摘されているという話題は中国や韓国でも報じられ、韓国インターネットユーザーたちが批判の声を上げている。

 バンドサウンドの勢いのある曲で、歌詞に「万歳! 万歳! 日本晴れ」「地球上でいちばん混じり気の無い気高い青」といった部分がある。「テンションが上がる」といった高評価がある一方で、日本の一部ネットユーザーの間で「神風特攻隊の歌?」「純血思想か」として右翼主義的だといった指摘が出ている。

 中国スポーツ情報サイト「搜狐体育」は24日、こうした状況について報じ、韓国ネットユーザーたちのコメントを紹介した。

「血統だと? 笑わせるな。日本はアジアで一番混血の多い国だ」
「完全に右翼曲。歌詞が恐ろしい。次の戦争への予告みたいだ」
「こういう幼稚な思想に浸ってるのは日本人だけ」

 といった調子で、大きな反感が見える。

 また、日本代表がグループリーグ(GL)敗退の崖っぷちにいることから、「GL敗退したら、国に帰ってみんなで歌っとけ」と皮肉るコメントもあった。

 一方、中国の椎名林檎ファンの間では「別におかしな歌詞ではない」といった擁護の声が出ている。検索大手「百度」のファンの掲示板では、「椎名さんは日本人だし、日本代表を応援して当然。右翼的だといった批判は妙だ」といったコメントもあった。中国が「愛国」を大事にするのだから、日本人に置き換えて考えれば当然のこと、といった感覚のようだ。(編集担当:古川弥生)(イメージ写真提供:123RF)