19日(日本時間20日)に行われたサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグC組、日本代表とギリシャ代表の試合で、顔を赤と白でペイントをしたサポーターの姿が、韓国で物議をかもした。韓国メディアは、「戦犯旗」などと批判した。

 試合開始から30分ほど経った頃、韓国のテレビカメラは日本人サポーターが集まる観客席を映した。この中には、青いカツラをかぶり、顔に赤い放射線を塗ったサポーターの姿もあった。

 韓国公共放送局のKBS放送でサッカー解説委員を務める元韓国代表の李栄杓(イ・ヨンピョ)が「この顔はなんでしょう」と述べると、しばらく言葉を失っていた。

 韓国民間放送局のSBS放送では、ペ・ソンジェアナウンサーが「戦犯旗を顔に描くとはどういうことでしょうか。ヨーロッパでは旭日旗に対する理解が低いので特に制止されることもないが、アジアではナチスと同じだ」と主張。「チケット代が無駄だ。戦犯旗はサッカー場から追い出さなければならない」と怒りをあらわにした。

 韓国で非難を浴びているサポーターは、コートジボワール戦でも韓国のテレビに捉えられている。

 韓国メディアは、国際サッカー連盟(FIFA)は競技場の中での人種差別や政治的な行為を厳しく取り締まっていると説明。過去にはナチス式の敬礼をした選手が永久追放になっているとしながら、「しかし旭日旗に対する制裁はない」と伝えた。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:123RF)