山東省煙台市内で17日午後2時ごろ、高圧電線を支えていた碍子(がいし)が爆発した。碍子は細かいつぶてとなり、地上に向かった。水母網などが報じた。

 張さんはちょうど、自家用車を運転して現場に乗り付け、所用のために下車してしばらく歩いたところだった。上方で「バン!」と鳴った。電柱上で高圧電線を支えていた碍子の爆発だった。「爆竹のように火を噴きました」という。

 碍子は砕け、細かいつぶてとなって地上を直撃した。張さんの愛車は、ちょうどその真下にあった。サンルーフのガラスが砕け散った。車の屋根などに、多くのつぶてが「着弾」した。停めていて被害にあった車はほかにもあったという。

 現場付近では停電が発生した。送電施設を管理する国家電力ネットの職員が駆け付けた。「碍子以外に故障が発生している可能性があるので、復旧の時間は断言できません。とにかく修理を急ぎます」と言って修理に着手した。

 停電地域では午後6時ごろまでに、電力の供給が復活した。

 中国では屋外での電力施設の爆発が時おり起こる。原因は温度上昇、厳寒、雨などさまざまだ。ハトが舞い降りたことが原因で変圧器が爆発したこともある。(編集担当:如月隼人)