靖国神社の大鳥居の柱でハングル文字による落書きが見つかった。通報を受けた警視庁が落書きについて捜査を行っているが、いつ書かれたものかは分からないという。中国メディアの環球網は29日、「靖国神社は日本と隣国の外交に直接関係する存在であり、靖国神社をめぐる話題には事欠かない」などと伝えた。

 報道によれば、落書きは大鳥居の柱に書かれており、靖国神社側には26日に落書きについての情報が寄せられたという。記事は「落書きについて確認を行ったところ、書かれていたハングル文字は“犬畜生”という意味であることが判明した」と伝えた。

 さらに、靖国神社は歴史的理由からアジア各国ひいては世界中の注目を集める存在だと指摘し、「日本政府の靖国神社に対する態度は日本と隣国の関係に直接的な影響を及ぼす」と主張。だからこそ靖国神社をめぐる話題は事欠かないと伝えた。

 続けて記事は1869年8月6日に建立された「招魂社」が、1879年に靖国神社と改称されたことを紹介。日中戦争や日露戦争、第2次世界対戦で国家のために殉難した英霊を奉祀していることを伝える一方で、「日本は第2次世界対戦後、14人のA級戦犯を靖国神社に合祀した」と批判した。

 さらに、日本の首相が多くの罪を犯したA級戦犯が祀られている靖国神社を参拝することはアジア各国の不満を招いているとし、だからこそ靖国神社は放火や放尿などの被害を受けるのだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Hirotaka Ihara/123RF.COM)