中国メディア・新華網は15日、間もなく発生から1カ月を迎える韓国旅客船セウォル号沈没事故について、国会議員や韓国内外から政府機関に対する真相解明の要求が高まっていると報じた。

 記事は、14日に韓国国会で行われた事故関連の質問会で、与野党議員から次々と政府機関に対する非難の声が挙がったと紹介。与党議員が行政安全相に対して「事態収拾能力がない。直ちに辞めるべきだ」、「事件の原因は公職の腐敗、上級機関の顔色をうかがう内部文化によるものだ」などと詰め寄ると、野党議員も政府の「責任回避と受け取れるあいまいな態度」に対して批判を浴びせかけたとした。

 また、海外在住の韓国人学者1000人あまりが事故の徹底究明を行い、韓国社会を変革させる契機とするように求める署名を行ったほか、延世大学の教授100人も「人災」の徹底調査を行うよう求めたことを伝えた。

 記事は、逮捕ないし身柄を拘束していた15人の船員について、検察と警察による連合捜査本部が起訴を行ったこと、ずさんな管理で事故を招いた海運会社の5人についても15日に起訴する予定であることを併せて報じた。(編集担当:今関忠馬)