北朝鮮国防委員会は11日、「検閲団談話」で「韓国国内が旅客船セウォル号の沈没事故によって生き地獄になっている」、「朴槿恵(パク・クネ)大統領と韓国政府が故意に沈没事故を起こし、子どもたちを魚の餌にした」などと不謹慎な発言をした。チャイナ・デーリーが韓国メディアを引用して伝えた。

 韓国国防部は8日、同国内で発見された3機の無人機についての調査結果を発表し、「北朝鮮によるもの」と断定した。北朝鮮国防委員会は同調査結果について「中身のないでたらめな陰謀」と否定し、「無人機の航路が記録されたメモリーを改ざんし、自らが望む内容に書き換えることなど小学生でもできること」と切り捨てた。

 さらに北朝鮮側は、韓国で6月4日に統一地方選挙が控えていることを指摘、「セウォル号の大惨事の責任をわが国になすりつけようと策を巡らせている」などと主張した。

 一方、韓国国防部のキム・ミンソク報道官は「われわれの調査によって、無人機は北朝鮮によるものと明らかになっている」と主張。さらに、北朝鮮が韓国哨戒艦の沈没事件の時と同様に、詭弁という常套手段で責任を逃れようとしていることは極めて遺憾だと語った。(編集担当:村山健二)